今回ははっと思い出して、声優が変わって話題になっていたものの、一度も観た事がなかった『ドラえもん』を観る事にしました。
結論から言えば、意外と違和感がなかったです。
多分、ドラえもんだけではなくて、声優さんが総入れ替えで全員変わっていたせいなのではないかと思います。これはこれで全然ありだな~みたいな。
それよりもあの懐かしい「♪こんなこといいな、できたらいいな♪」というエンディングの歌じゃなくなったのがちょっと違和感でしたw だって、今でもたまに鼻うた歌っちゃいますから。
声優交代は2005年だった!
よくよく調べたら、ドラえもんの声優交代が行われたのは2005年なんですね!なんだ、もう15年も経ってる。マジかー (汗)
私がオーストラリアに来たのは2006年5月。
でも私、2005年はオーストラリアに行く資金を貯めるために寝る間を惜しんで働いていて、その隙間時間には英会話教室に通ってたので予定がギチギチでしたからね。とてもアニメなんて観てる余裕がなかったんですよね。ああ、懐かしー。
そうか、ドラえもんの新しい声が嫌だみたいな話は日本で聞いたんですね。記憶がごっちゃごちゃでした。
めちゃくちゃ長寿番組!
私が子供の頃には既にドラえもんのコミックスは何十巻も出てましたし、私自身ドラえもんで育ったようなものです。
アニメのドラえもんは
- 1973年に日本テレビ系列で放送されたシリーズ
- 1979年~2005年までテレビ朝日系列で放送されたシリーズ
- 2005年から同じくテレビ朝日系列で放送されているシリーズ
と分けられているんだそう。
ちなみに2019年の10月から、放送時間や曜日をに変更したんですってね。
それまでは『ドラえもん』が金曜午後7時、『クレヨンしんちゃん』が7時半からだったのを、10月5日から土曜午後5時、5時半になったとか。
理由はデジタル版朝日新聞に書いてある記事によると、
「アニメタイム」で、テレ朝宣伝部は「今の子どもは塾通いなどで活動的になっており、金曜日夜よりは週末の方がゆっくり試聴してもらえるのではないか」と説明する。
との事。
わーお、相変わらず日本の子どもたちは塾通いが忙しいんですね。
長寿番組と時代の変化って面白い
でも、長寿番組ってキャラクターは年を取らないのに、時代が変わって生活様式も変化しないといけないので、よーく考えてみると不思議ですね。
サザエさんなんて、漫画が連載されてたの戦時中ですからね。
あれ、そういえばサザエさんって黒電話を使っているイメージがあるんですけど、今の放送はどうなっているんでしょう?今度はサザエさんをチェックしてみよーっと。
そう言えば昔、長く連載しすぎて時代が変わってしまった漫画について考察した本とかもありました。
『ガラスの仮面』とか、いつの間にか携帯電話をみんな持つ時代になっていて、「あの時、今の時代なら携帯電話で助けを呼べば良かったのでは?」という状況だったよね、みたいな。そもそも今どきテレビがなくて近所に見せてもらいに行く人なんていないでしょう。
あの漫画、簡潔してないですよね?今となってはもう時代が違い過ぎて、いくら芝居の稽古とは言え虐待とかで問題になりそうですし、もう紅天女も誰がやろうと興味がなくなってしまいました。あれは永遠に終わらない物語という事で良いのかもしれませんね。
…と話がそれましたが、とにかくドラえもんは時代が変わっても永遠に子どもたちの人気者という事なんでしょう。
ただ、私の頭の中で再生されるドラえもんの声はやっぱり大山のぶ代で、歴代の声優さんたち。小さい頃から聞いてきた声ですもんね、仕方ないです。
この曲とか好きだわー。
「僕ドラえもん」の曲、ドラえもんっぽくて好きなんですけど、歌詞がちょっとヤバイような (笑)
おわりに
よく小さい頃に見た漫画で、父親が子供に「お父さんの子どもの頃はね、川にも魚が泳いでいて緑がもっと豊かだったんだよ」みたいに語りかけるシーンがありましたが、お父さんが子どもの頃と言ったらものっすごい大昔なんだろうな、という感覚でした。
でも、そのお父さん側の世代となってしまった今、自分の子ども時代なんて全然最近の話のような気がします。
みなさんはどうですか?