あなたの日記には誰も興味ない?ブログは好きな事だけ書いてちゃダメなの?

ブログが “稼ぐツール” である、みたいな風潮は今に始まった事ではないですが、私はブログをやる目的なんて人それぞれで良くないですか?と常々思ってます。

最近ではコロナの影響もあって在宅ワークが注目されているようですし、それ以前から少しづつ日本の副業が解禁になる企業が増え、ブログで稼ぎたい人が増えている (?) のかもしれません。

とは言え、最近ではグーグルアップデートも頻繁にありますし、3年ワードプレスでブログを書いて来た私としては、正直お金が欲しいならもっと効率良い仕事に就いた方が良いんじゃないの?と思ってしまうんです。

そもそも、自分でお金を払って得たスペースなんだから、別に自分の好きなように書いても良いんじゃないですか?

本来ブログってそんなものだったはずですし、ワードプレスで運営してるからって巻き込まれるのはちょっとなあ…なんて。

それに、せっかくの自分のメディアなのに、収益しか見てない人はもったいないなあ…とすら思ってるんです。

ブログをする目的は人それぞれで良いと思う

先に言っておきますが、もしあなたがブログで稼ぎたいとか、たくさんの人に読まれてインフルエンサーのように有名になりたい!と思うのなら、こんなのんきな事を言っていてはいけません!どうしたらそこに到達出来るのか、一生懸命に考え試行錯誤すべきです。

でも、そうじゃない人もたくさんいるはずですよね。

ここの境界線がごちゃごちゃになっていて「ブログは自分が書きたいことだけ書いてちゃダメ」だと念仏のように唱えているブログ初心者の人たちが多い気がします。

なぜブログを始めようと思ったんでしょうか?収益だけ?そんな疑問があって書いたツイートは、普段の何倍も反応がありました。

実際、ツイッターで毎月収益報告している人を見て「みんなすごいのに私は全然ダメだ…」とか「稼ぐようにならないと」とか無言のプレッシャーを感じている人も少なくないと思いますが、惑わされる必要はないと思うのです。

というか、ブロガーの世界は独特ですよね?初めて見た時は「何この世界?」とびっくりしました。だって普通、自分のお給料を毎月公表したりしないじゃないですか?

別にしたい人は自由にしたら良いと思うのですが、そもそも私は誰がいくら稼いだとかあんまり興味ないですし、むしろちょっと不快なので近付かないようにしてます。

たまーにそういう人にツイッターをフォローされますが、読んでるだけでドッと疲れてしまうんです…。

Eri
だって、単に自己承認欲求の塊だったり、インフルエンサーと呼ばれる人たちは嘘や誤魔化しも多かったりして界隈はカオスに見えます。もちろん人にもよるでしょうけど。

それに、世の中、日記のような記事に価値を見出す人もいるわけなんですよ。

3年間好きな事ばかり書いて来た結果…

こういう私のメンタルなんで、私のメインブログは運営を始めてからもうすぐ3年目ですが、PV や収益は?と言われると、アドセンスでサーバー代などブログにかける諸経費代+ちょっとお小遣い程度が入ってくるくらいです。(アフィリエイトは入ってません) わりとコンスタントに投稿し続けてもうすぐ500記事になるんですけどね。

これをどう感じるかあなた次第です。ただ言えるのは、他人の評価を決めるのは自分ではなく他人ですが、書く価値を決めるのは自分であって他人ではありません。

私自身はまだたった3年目ですし、これからも楽しみながら気長にやっていこう〜と思ってます。

まあ、本当の事を言うと、私も最初は今頃もっと読まれてもっと収益を上げているんじゃないかなーと予定してましたが、甘くはなかったですね。

でも、やってみないと分からない事もたくさんありますし、マイペースだとこんなものなんでしょうね。

そもそも、あんまり収益ばかりを見ていると、私の性格上どうしてもモチベーションが下がってしまって、更新を続けられないのは分かってるんです。きっと確実にやめるでしょう。

と言うか、好きな事を書けないのなら、ブログする意味がないので、そこがブレたらそりゃ更新は出来ないでしょうね。

だから「どうしたら自分が気持ち良く長くブログ運営出来るのか?」をものすごく重視して来たんです。自分の機嫌は自分で取るっていうやつです。

確かに好きな事を書いていても多くは読まれないかもしれない

そもそも、多くの人に読まれる記事にしたければ、たくさんの人が興味を持っていて検索をするような記事を上位表示させる必要があります。

でも私の場合「まだ日本語で情報がない事を書きたい」というのがブログを始めた動機のひとつですから、誰も記事にしてない=検索需要がないという事で、検索1位を取っても検索されないような記事がわりとあります。つまり、私が書きたい記事は検索ボリュームが少ない事が多いんです。

とは言え、誰も読まないだろうなーと思って書いた記事が意外に需要があって、じゃんじゃん検索されるという現象も起こるので、そこがまた面白いところではありますが。

それに、何かが知りたくて検索したのに、全くウェブ上に情報がないよりも、1記事でもあったら助かる事もあると思います。私自身、そういうマニアックな記事に何度も助けられて来ましたから。

だから、もしみんながみんな SEO とか検索ボリュームとかを気にして型にハマった記事ばかり書いたら、私が欲しいようなマニアック情報を見付けられる確率も下がってしまうという事。

それじゃあ寂しいので、書きたい事を書く人がもっと増えれば良いなとさえ思ってるんです。

それに年に数回検索されるなら、少なくとも誰かのニーズを満たしているという事になりますし、ブログを気に入ってくれて定期的に見に来てくれる人がたとえ少数でもいれば、それってすごくないですか?

周りの言葉は程々に

ブログ運営で最初にぶち当たるのは、周りの声ではないでしょうか?

ブログをするならツイッターをしよう!なんて言われていて、確かにそれは良いと思いますが、初心者だと翻弄される人もいるんじゃないかなあ…と思うんですよね。

私はブログを始めてから1年後にツイッターを始めたので本当に良かったなあと思ってるんです。と言うのも、自分だけの世界で自分の好きな記事をコツコツ上げていく作業、今でもその感覚が原点になっているからです。

そりゃあ知らない事だらけで後から失敗したなあと思ったり、恥ずかしくなるような文章だったりはしますが、周りを気にしたり媚びたりする必要もなく楽しく運営していたあの感覚は、ずっと覚えていたいと思ってます。

色んな人を観察していると、ちょっと何かあると更新をやめてしまう人は、収益だけが目的でブログを始める人が多いような傾向があります。

ワードプレスに誘導目的だけでアメブロを始める人も、すぐ更新をやめてしまう人がほとんどだと思いますが、やるなら収益以外のところで目的を見付けないと続かないです。

だから、書く事自体を楽しんでいる人は自信を持って書いていけば良いと思うんです。

参考にするのは良い事だけど、盲信しない

という事で、好きな事を自由に書こうよ!という事を色々書きましたが、私も他の人のブログをよく読んでいて読みにくいなあとか、記事が探しにくいなあとか思うブログは存在します。

自己満足も大切にしつつ、自分の家 (ブログ) にいつお客さんが来ても気持ち良く迎えられるように整えるのは大切かなと思っているので、私も常に試行錯誤です。まあ、それもブログ運営の楽しみのひとつかと。

結局は自分がどうしたいかじゃないでしょうか?

私も人の意見は参考にしますが、自分が良いと思ったものだけ、負担にならない程度に取り入れるくらいです。

書き方、SEO、日記じゃダメ、毎日書く、堅苦しくて何も書きたくなくなるという人は、別に仕事じゃないんだったら、そこまでガチガチにルール決めなくて良くないですかね。

 

おわりに

つまりね、色々書きましたが、みんな気楽に長〜くブログ続けていきましょうよ!と言いたかったんです。

この2年くらい、ある日覗くと消滅してしまっていたっていうブログにとても多く遭遇するので、悲しい思いをよくしています。

多くの人に読まれないからって、ファンがひとりもいないって言い切れないんですよ。

 

メインブログ方には、収益以外のブログをするメリットについて書いてます。
ブログ運営3年経過 稼げなくてもやる気満々でモチベーションが下がらない理由