いくつになっても若い頃に覚えた歌は頭の中に残っているもので、その中でもずっと気になっている歌があります。
私が幼稚園か小学校低学年の頃に教育テレビで観た人形劇なのですが、よっぽどインパクトがあったんでしょうね。いつまでも頭に残って離れないんです。
それはこんな歌。
と思ったらパンの中から現れて
町をいばって散歩して、戻ってきた
と思ったら顔に付くのを嫌がった
コワリョフ旦那の鼻♪
幼い頃の記憶なので多少違うかもしれませんが、こんな感じの歌です。召使い役のお人形も良い味を出していた記憶があります。何度か YouTube やネットで検索したのですが出て来ず、ずーっとずーっと気になっていたんです。
でも、最近やっと手掛かりがありました。
作者はニコライ・ゴーゴリ
その人形劇の原作は、1836年にニコライ・ゴーゴリというウクライナ出身の小説家が発表した『鼻』という短編小説だそうです。英語タイトルも『The Nose』。そのままですね。
私と同じように未だに気になっている人が何人かいらっしゃるようで、その人たちのブログでこの情報にたどり着きました。
やっぱりブログってすごい。些細な情報でも書いておくと、どこかで誰かの役に立つ事があるので、私も書いておきます。
ニコライ・ゴーゴリ (Nikolai Gogol 1809〜1852)
不思議な小説を色々と書いた人で、のちのロシア文学に大きな影響を残した人だそうです。芥川龍之介も影響を受けたのだとか。
面白そうですね。短編なので、すぐ読めそうです!
小さい頃に感じたインパクトは意外と心に残ってる
もうひとつ気になっている人形劇があって、それは息子・父親・おじいさんが同じ名前という話で、確か「ス」がつく名前だったと思うのですがはっきり覚えてませんし、内容も思い出せません。
あれって何だったんだろう…。
幼稚園で観た『パンをふんだ娘』という影絵劇もインパクトがありましたが、あの原作はアンデルセン童話でトラウマになる歌が有名です。
♪パンをふんだ娘 パンをふんだ娘
地獄におーちーたー♪って歌、今でも耳に残ってますもんね。私はトラウマにはなりませんでしたけどね。